鹿児島のカイトボード・カイトサーフィン専門ショップ
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期待に
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●Kiteboarding Video!
La Ventana Love – Evan Netch
ノーストラップサーフとバインでのRiding,交互に見せてくれます。器用ですね。ノーストラップサーフで、BigAirコレできたら楽しいだろうなー。
僕的には、2:03くらいのToesideにスイッチしてからのフロント回りジャイブ to リバートの動きが好きですね。
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OZONE クロノ18平米試乗レビュー&3/22-23 加世田カイト日和の土・日曜日!
新しい製品に触れる、ってことはとても楽しみな事で、ワクワクドキドキで期待に胸が膨らみます。今回試したのは最新モデルOZONE クロノ18平米、海で使える”ラムエアー型”カイト、そして物凄い微風でも使えるということで、寧ろ弱い風吹いて欲しいー♪なんてワガママな事を思う程に待ち遠しかったのでした。
*ラムエアー=ポンプで空気を入れないタイプです。パラグライダーのような、4ラインの大きなトレーナーカイトをイメージしてもらえればわかりやすいです。
OZONE クロノ18平米,長くなりそうなので先にまとめ。
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●まとめ
僕がサラリーマンをしていた頃、時間も風も大切でした。休日に風が吹かない、ということは本当に致命的でビーチで風待ちしている時に「いま直ぐ、カイトを楽しめる風が吹いてくれるなら、10万円でも20万円でも払うのに!!」 真剣にそう思ってましたし、風を渇望していました。そういう方なら絶対に買いでしょう。
あとは競技志向、レースの方向けですね。いわずもがなの、圧倒的なパフォーマンスです。
風速3m、他のカイトじゃパワー不足かな?って時にガンガン風を受けて、物凄い角度で登っていきます。多分、そのレベルの方は僕のレビュー云々の前に、情報キャッチしてご自身で判断されてると思いますけれど。。。(^_^;)
価格はバー込みで¥372,015です。この金額が妥当だと思えるほどに風を求める方なら間違いないでしょう。以前の自分なら100%買ってましたね、このカイト。即買だったと思います。「安い」と思って飛びついたハズ。今でも性能を考えるならこの価格は妥当かなと思います。価値観は人それぞれだなあ、って思いますね。
現時点では、僕的に少し購入を悩みますね。凄い微風でもお客さんに試してもらって楽しんでもらえたらなーって思うところもあります。いままでなら諦めていた風域で、ひゅーひゅー言って遊べます。あったら良いなあとは思いますが、購入に至るかは?後述のBlogを読んでみてください。まとめだけじゃまとめきれない点がありますので、総合的に判断してみてくださいね。
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●最初に
ラムエアー、特にクロノは現在のエアーを入れるインフレータブルカイトと、かなり扱いが異なります。クロノを扱うなら必ずこの動画、内容を覚えるつもりで見てみてください。
親切過ぎるほどに、詳細をレクチャーしれています。この知識無しで扱うと破ったり、トラブルの原因になるかも、特に注意はカイトのランチング、ランディングです。是非見てみてください。
●ゲレンデ、ビーチの注意点
広く、ゴミなどの無いキレイな砂浜が理想です。またクロノの細いブライダルライン&薄い生地、という構造を見るにインフレータブルより波に巻かれたら壊れやすいように思います。カイトを落下させてしまったことを考えると波の荒いところで使うのは気を遣いますね。
●カイトについて
置き方はこんな感じ、風下→風上に直角にカイトを置きチップを折り返して砂を置きます。風が強い時、扱いに慣れないと一苦労です。18平米さすがにデカいし風に煽られると収集つかなくなります(^_^;)
カイトからは細かいラインのブライダルが100本以上?あります。カイトが1度暴れたらこれが絡み合ったり、プーリーに巻き付いたりしてほどくのが大変です。ゴミや貝、枝などが無いビーチが重要というのはこのせいです、様々なモノが絡みついてセッティングに大幅に時間をロスします。
扱いに慣れれば、様々な事を許容できるようになるのでしょうが、最初は苦労するかもしれません。
僕が最初に試した時はランチングに失敗したり、片付けの際に絡ませてしまい大変イライラしました。エアーを入れなくてもいいから楽!というのは慣れてからの話。慣れるまではインフレータブルカイトの方が総合的にみてシンプルで圧倒的に楽です。
要は全て扱う技術次第、慣れれば大丈夫だと思います。
●ランチング
ランチング方法は上げる角度によって2パターン、上記の動画を見てみてください。いわゆるエッジオブウインドウから上げる場合と、パワーゾーンから上げる場合があります。風が5mを超えてのランチングはちょっと怖いです。
空気を入れないラムエアータイプとはいえリーディングエッジがあります。
白いメッシュ部からエアーを取り入れて貯めて、ある程度のカイトの形を作ります、ゆるーいバテンみたいなものです。その為上げる前にこの口を風上に向け、風をじわじわ取り込まさせて優しく膨らませてから、カイトをランチングします。
カイトの内部にエアーを入れて、ある程度はらます為にはランチング時にバーを引いて白いメッシュ部が風上にしっかり向くようにします。その感覚、お作法に慣れる必要がありますね。
自分はクロノのランチングの時バーを引きこんでいたものの、シーティングをかなり引いた状態だった為、結果=バーを引き込んでない状態になってランチングがスムーズに行かない事がありました。注意が必要ですね。
これらの事も慣れてきたら自然に出来ると思いますが、慣れないと大変です。
これが上手くできないと、カイトは上がるもののカイトの端(チップ)が折れ曲がってしまいます。
何度か試しましたが、僕はこの現象に悩まされました。ただ慣れてくるとこうなってもバーを動かしたり、カイト振ったり、*ブレークハンドル(後述)を使って形を正常にすることも出来るようになります。
あと注意点は、ニュートラルポジションにカイトを置いておかないこと。ブローを拾って身体がリフトされる場合もあるでしょう、僕も経験しましたがちょっとの風の吹き上がりで飛ばされてしまいそうです、マニュアルにもカイトはニュートラルポジションに置かないこと、と記載があります。
ランチングやランディングのやり方的にも、カイトの構造的にもビーチの狭い(奥行きのない)ゲレンデでの取り扱いには向かないと思います。
●バー
バーには見慣れないライン(ロープ)があります、左右のバックラインを繋ぐブレークハンドルといいます。
これを引くことでバックラインが左右同時に引かれてカイトをお尻から(トレーディングエッジ)砂浜に下げることができます。
またリランチの時も、このブレークハンドルを引くことでバックリランチが出来ます。
●ライディング中に感じること
乗った感じとしては、とにかく微風に効きます。浜で上げてる分には優しいのですがカイトを振るとモワーっとパワーが入ります。フロントラインのテンションを大きく感じます、バックラインのテンションは低め。その為、カイトが前に(エッジオブウインドに向けて前に)走る感じ、当然そうなるとアップウインドがガンガン取れて驚くべき角度で登っていきます。普通のカイトの感覚で進行方向、目標を決めるとズレて戸惑う程です。
ライディング中の動画。
おーはらさん、体重は70kg強でボードは134cmの2014 Brunotti Youri Zoon Pro です。風速2m台の微風でも走ってましたし、エアーの対空時間にビックリ(@_@;)でした。
この動画の時でも3mくらいです。従来なら諦めていた風域でも十二分に楽しめることが、このカイトの強みで最大のメリットです。
フリ夫くん、カメラ構えてるんだから寄ってきて欲しいのにどんどんアップウインドとって遠ざかっていきます。この時、大体風速2.5mくらいでした。
通常のカイトではこんな角度では登っていきません。
僕が試した中では、他の方が12平米でちょうどになるくらい。風速7mくらいが一番吹いた時でしたが全然怖さもなくシーティングを引いて耐える、、、という事もしなくてもOKでした相当オーバーにも強く風域は広いハズ、多分ズバ抜けています。
ただ厄介なのはランディング、それだけの風の強い時に安全に暴れないようにカイトを下ろす事の方が大変なように思います。逆に7mも吹いてる時にこのカイトをランチングなんて、しようとも思いますせん。風域が広いのにスキルや安全な環境がなければ性能をフルに活用できないので注意ですね。
●フリースタイル的に使ってみました。
このカイトでは、あんまり試そうとも思わないのがフリースタイル。エアーくらいならまだしも激しいエッジングを掛けてレイリー、みたいのをやってみたらどうか。。。というと、出来ないことはないです。
出来ますが、これ最大の問題ですがエッジングを強くかけた後、チップ(カイトの端)が一時的に折れてしまいます。折れると端にブライダルが引っかかってそのままだと、正常のカイトの形にもどらないのでその度に、ブレークハンドルでカイトをバフバフさせて、形を戻さなくてはなりません。慣れない人だと焦ってカイトを落としてしまうかも。
つまりはこのカイトでフリースタイル的に使うことは想定していない、そういう事なんだと思います(^_^;)
●リランチ
リランチはうまく行わないと、カイトの中に水が溜まって絶対に上がらない状態になります。要注意です。
冒頭のムービーなんかではうまくリランチしていますが、”うまく落として、うまく上げれば、上がります”
が、そもそもカイトを落とすような場合はきれいにリーディングエッジが真下を向いて落ちるとも思えないので非常に厄介です。正直リランチは出来ない、と割り切ったほうが良いかもしれません。と、いうことは普通に使っていて、カイトをポコポコ落とすレベルの方にはオススメできません。、またフリーライドでエアーとかバックロールの練習!にも向かいない、という事になりますね。。。
またカイトを落として水が入ってしまいリランチ不可となった場合、ある程度は乾かさなければ再度ランチングは難しいと思います。ラムエアー内部が袋状の構造なので、張り付いてしまいランチングの際に、最初に行わなくてならない内部にエアーを送り込むことができないためです。
海上で落としてしまって、直ぐにバックリランチをできる状況なのであればカイト内部に空気が残っているでしょうから、内部が張り付かいないのでそのままリランチが可能です。
とかくリランチに苦戦しそうなのでビーチに着いてプレーニング、エアー、基本的な事をやって1日、一度もカイトを落とさずに帰るような方、そのようなレベルでなければこのカイトはオススメできないなあと思います。
●インフレータブル、ラムエアーの違い
僕はまともなラムエアーカイトを初めて試したので、とにかくインフレータブルカイトとの違いに戸惑いました。乗り方、バーコントロールは一緒ですがそれ以外のカイトの取り扱い仕方は、かなり違います。カイトのおろし方、たたみ方、上記の解説ビデオをしっかりみてください。でないと苦労しますよー。
上記に色々書きましたが、一定のレベル以上の方なら全て慣れることが出来ると思います。慣れてしまえば、最強の微風カイトで微風でもガンガン遊べますよ。
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2010年モデルのSLINGSHOT ターバインをお使いの方から、クロノとの違いについて問い合わせがあったのでまとめました。
ターバインとの大きな違いは
・より広い風域
・ハンドリング・バープレッシャーの軽さ
・リランチの際(慣れるまでは)注意
クロノの18平米なら風速2m強からプレーニング出来てアップウインドが取れます。
(僕の体重67kgなら、風速2.5mくらいから)
同様な事は、ターバインだと3.xmくらいから出来ます。またターバインだと最低風速でプレーニングできても丁寧にアップウインドを取らねばなりませんが、クロノは適当に乗ってもアップが取れて走り回れます。この快適さはクロノがズバ抜けています。
ターバインの方がハンドリング、カイトの動きは軽やかですが、バープレッシャーは重く
特に風が吹き上がってきた時のプレッシャー、扱いづらさはご承知の通りだと思います。
クロノはモワーっとした動きで、振って走るカイトではありません。一度振って加速をつけたらあとはクロノに引っ張られるだけです。風が7m超えで他の方が12平米で走れるくらいになってもバーの重さや怖さを感じる事無くプレーニングし続けることができます。
リランチや、ランチングは形が崩れない分だけ、慣れるまではターバインの方が良いと感じるでしょう、うまく使いこなせるようになればクロノでも対応できるようになると思いますが、最初は戸惑うと思います。
微風時にクロノをエッジの端へ置いたり、多少操作を謝ってもカイト自体に空気をはらんでいるせいか、粘ってくれて落ちづらいです。とにかくカイトとして微風で走る、楽しむための性能はクロノが圧倒的です、使っていると別物のように感じますね。
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●3/22(日)南さつま加世田 AMは微風クロノ、テスト日和で午後から9平米ジャストまで吹き上がり。
昨日の極上コンディションに引き続き、この日は雲ひとつ無い青空の下、12平米でオーバ位まで。なんと贅沢なー。
午前中はクロノ試して、最強のゴキゲンカイトできましたー\(^o^)/
●3/23(月)南さつま加世田一時、12ジャストー
僕はクロノで乗り倒し。
夕方、風速2~3mくらいになってフリ夫くんに交代、微風なのに走りまわれる驚きと興奮でヒューヒュー言いながら乗り倒してました\(^o^)/ 僕もみんなと乗る時に”ヒューヒュー!”言ってますけど、沖のほうで1人きりの時に、叫びまわってたフリ夫くん、おかしいと思います(笑)、風が弱いから遠くても聞こえるんだよね。
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/かわじ
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