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BLOG SLINGSHOT カイトサーフィン ギア試乗レポート

●11/19(木)姶良市別府川 最大→14平米 SLINGSHOT カイト試乗機到着♪

例年に比べ、気温高すぎ。昼間は短パンTシャツでウロウロ。。。ウェット無しで海に入る方もいるほど。そしてこの時期別府川に風が入るのも異例なこと。暖かいのは嬉しいですけどムリやり入る感じの南~南東の風は不安定で、ガスティでした。

この時期、別府川ゲレンデで乗る事が、ほとんど無いので本日初めて知ったのですが動画や写真撮ってても、めっちゃくちゃ逆光、太陽が低いんですねー!!、この風向き、この時期。。。初めて気づいた、ってことはやっぱり稀なんですね。図らずも、季節の違いを感じてしまいました。そしてやっと。明日から、本来の季節の風。加世田で乗れそうです!!

★本日の動画をちょこっと。逆光で全然撮れてません(^_^;)

今朝、週末のKBMT(今年はひっそり、試乗会メインでやります)の為のSLINGSHOT カイト試乗機がショップに届きました。以下のメーカーさんの試乗機をご用意できる予定です。

・SLINGSHOT・NORTH・CABRINHA・OZONE ・DUOTONE・CRAZYFLY・FLYSURFER

感染症対策をして試乗できるようにします、浜での距離も保ちつつ楽しみましょうね!!届いたSLINGSHOT カイト、本日早速以下の3枚を試させてもらいました。・TURBINE 17平米・RALLY GT V2 14平米・RPM 11平米RPMはなんと、新品!! レゼールサーフ 赤土さん、ありがとうございます。関係ないけど、以前から思うこと。新品のSLINGSHOT カイトパッキングを開くと、、、なんだか酸っぱい香りがしますー。なんでしょうねー、接着剤のニオイかな?これ、10年以上前から変わってない気がする。パリパリの新しい生地は気持ち良いですね、M本さんに試して頂けました、その後風緩んで、TURBINE 17平米でセットし直し。今度はちょっとオーバー気味(^_^;)色々試してもらえてよかったです!!


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●過去には戻れない初恋と哀愁カイト 2020 SLINGSHOT RPM 12m 本気の試乗!!

KBMT「鹿児島カイトボーダーズミーティング」に合わせて試乗機を送って頂いたSLINGSHOT カイト代理店、レゼール赤土さん。

予報では昨年に引き続きまた微風?無風?なんて泣きついたら、

新品の!!TURBINE 17平米 & GHOST 17平米も追加で送って下さいましたm(__)m 感謝、感謝でございます。
*結果、微風からの吹き上がりでバッチリ!!で最高だったんですけど。

先日は超微風、無風の日に一人 SLINGSHOT カイト展示会!6枚のカイト張ってニマニマしてました。。。

◆忙しくてなかなか自分の時間を作れませんでしたが
今日はやっと、12平米ジャストの風。

本当に乗りたかった、2020 SLINGSHOT RPM 12平米をガッツリ試乗できました。LOVELOVE カイト。やっぱり好きだー、RPM !!

フリースタイル(アンフック、パワード)トリックするならRPM!!って思えるカッコいいカイト、RPM。

千葉にいた頃&鹿児島に来た当初はSLINGHOT FUELというカイトを使っていました。
強烈なパワーと安定したパワードトリックを可能にするCカイト。
RPMもそうですが、フルプレーニング時に自分の正面のパワーゾーンにステイして 前(エッジオブウインドウ)に走らない、のでエッジングを掛けると物凄い気持ちよく風下にぶっ飛べます。

カイト低めにしてパワードトリック、エッジング!その後のランディング時は、だるっだるに弛んだラインがまるで賢者タイム。わかる人にはわかるでしょ。

そして、自分の両腕が20mほど伸びて、手のひらが12平米に広がり風をそのまま掴んでいるかのようなダイレクトフィール、4本のラインで気持ちよくカイトを操れるこの快感。決して動きが早いワケじゃないんです。それでも使い込むとわかるフィーリング。

なんだか実際より、ラインが短く感じられるんです。。。

そんなCカイトの良いところ、そのままのRPM…

しかし、いまの自分では身体がついてこない。

身体は正直に反応して萎縮。
しかし心には嘘をついてアンフック トリックにトライ。。。
それなりに今日も頑張ってみました。結果はWooだけが知ってます(^_^;)

ただ
RPMは最高のパフォーマンスで自分をぶっ飛ばしてくれるけどそれに応えられない、自分の身体。。。あー歳とったなあー!!

やれることは、練習もするし やるけど、、

昔の全開、アホ丸出し、ケガなんて知らん!! オーバー上等! 1日に2枚カイトを大破させたり。
デートでディズニーシー行って風が気になって夢の国どころか鬱の国で大喧嘩。

1日8時間、海上でカイト乗りまくってコケまくってた、あの頃の体力。

夜遅くまで練習しまくって真っ暗すぎて、海上で迷子に。浜のどこに戻って
いいかわからなくなった、アノ頃。。。

当時の自分の、パフォーマンスには戻れない、現実を突きつけられます。。。

初恋を思い出す、もう成就しない恋のようです。
ガンガン攻めまくってた頃を思い出してしまいます。
なんとも切ない気持ちになってしまいました。。。

それなりに今でも、使えば最高に楽しいけれど
こんな思いを味わうことになるとは。

そんな面白い、切ない、いいカイトです RPM

まだまだイケイケ、アンフックとか、トリック練習するぞー!!って方にぜひ使って欲しいカイトです。

こんなカイトがバンバン売れて、イキの良い若者がため息の出るようなトリックを ばしばしゲレンデで決めまくる世の中になってほしいと切に願います。

2020年のRPMはカイトを振って、ビヨヨーンと飛ぶ、エアリアル系には向きません。2019年、前モデルのほうがエアーに関しては楽しかったです、
元々フリスタ向けカイトなんで、今年のモデルのほうが潔い。

オールラウンドに使うなら、はSLINGSHOT RAPTOR がオススメですね。

◆あとぜひ知っておいて欲しいこと。
老舗のSLIGSHOT [スリングショット]、このメーカーは、ほんとカッコいい。

名前からしてカッコいいです。 実際の由来は知りませんが。。。

よく考えると、この名前をよくつけたなーという秀逸さ。
SLINGSHOT = スリングショット パチンコですよ。

チーンジャラジャラ、のパチンコじゃないですよ ゴムでビョーンと飛ばすパチンコですよ。 英語でSLINGSHOT!!

レイリーとか、やればわかります。

自分のパワーゾーン、真正面にあるカイトに対してフルエッジ!!

カイトは一瞬、グッーーーっと張って、
ぐいーんって「4本のラインが ゴムのように張って伸びてる感じ」
耐えられなくなった足元のエッジングを開放!!

そうすると正に、SLINGSHOT =パチンコみたいに バッコーンって吹っ飛ぶ気持ちよさ!
わかって欲しい、知ってください、カイトの一番派手な魅力を伝えるフリースタイル、
パワードトリックの醍醐味を表す、素敵なメーカー名だと思いませんか?

昔から、数々の新しい革新的な機能を作ったのも「SLINGSHOT」です。

例えば「ワンポンプ」、バテンとリーディングエッジをゴムチューブで繋ぐ今では当たり前、なかったら超不便なこのシステム。昔は無かったんです。
バテンそれぞれにバルブがあって、毎回6箇所くらいに分けてエアーをポンプで入れていたんです。その手間を大幅に省けたのが「ワンポンプ」システム。これSLINGSHOTの特許のハズです。

2019年くらいから、「4×4」CanopyTech カイトのパネルの生地が変わりました。よく見ると 4本の糸が格子状にあわさったTEIJIN製の生地。

カイトの修理をしてると、生地が傷んでくるとズバっと裂けるんですがこの4本の糸の補強があると、そこから更にもう一踏ん張りして裂けを防いでくれるハズです。

★あと他の試乗ギアについて

TURBINE 17平米
・微風用パワフルなカイト、過去モデルに比べ圧倒的にオーバーに強くなりました。
パワーゾーンにしっかり振ったときのパワーが凄い、まさに微風時に引っ張る強さとしては他メーカーの追随を許しません。しかしパワフル過ぎるが故、アップウインド性能と
バーターしてしまう場合があります、カイトの位置を高めにしたり、振り方を丁寧にして乗ればOK!

GOHST 12/17平米
・初のワンバテンカイト、フォイルユーザーをターゲットにしているようです。
リーディングエッジが太い!! 最初にビックリします。カイトを上げると更にびっくりするほどのローアスペクト(極端にいえば正方形)。カイトはクルクル動きます。動きが良いです、カイトの動きの中心・軸が通常と違うのでパワーの入りも通常のカイトのイメージと異なり違和感を感じます、慣れればいいかな??

RAPTOR 12平米
・一番の売れ筋、フラッグシップカイトと言って良いでしょう。万人に勧められるのがラプター。5本バテンの安定したパワー、エアーも楽しいカイトです。リランチもOK。

RALLY GT 14平米
・従来のRALLYをより、ビギナー向けにしたモデル。リランチ最高。素直な動き、パワーの入り方、これなら安心してビギナーさんに使ってもらえます。
エアーのパワー感に拘らなければ 上級者でもOK,フォイルにも良さそうです。

★ボード
Mixer 5’10 サーフボード
赤土さんサイズ(^_^;) なので ちょっと大きめでしたがビギナーさんにも試乗してもらえました。5’6″ 5’8″のサイズもあります。フットストラップ取付のデルリン穴や補強のプレートも入ってて、この重さなら軽いでしょう。

一番お伝えしたいのが、FCS2システムを採用している点。
工具なしでフィンの取り外しができる FCS2、
ちょっと知る限りカイト用のサーフボードでFCS2を採用してるメーカーさんは無いような? 便利ですね。

Misfit 147cm
昔からある、ミスフィット 定番モデルです。
これも赤土さんサイズ、この大きさなら そのままビギナーさんに最適な1本になりますね。通常な大きいけど、僕試した限りではあまり大きさを気にならないほど
乗りやすかったです。

去年からチップのところにはスケスケのハニカム素材、KORROYD TIPS これは相当スグレもの。軽く丈夫、ヘルメットの内側なんかに使用する素材を
ボードに採用するアイデアは面白いですね。太陽に透かすとキレイです。

あとはバインディング(パッドストラップ)、大きく変わりましたね。パッドの端の盛り上がった箇所が足のズレお防いでくれます。
DUOTONEボードも似た感じだったんで、コレ、これからのトレンドになるかな?

普通のTT,ツインチップボード SLINGSHOTの作りの良さには定評があります。
最初はカイト、カイトボードメーカーだったSLINGSHOTですが、あっというまにWakeboard ウェイクボードでもトップブランドになってしまいました。

ちなみに、今年の ボードの裏側 「SHOT」ってグラフィックがありますがこれはSLINGSHOTカイトボードの場合です。

Wakeboardの場合は裏面が「SLING」になります。これは日本だけかな?ウェイクボーダーさんはトリックを仕掛けることを「撃つ」っていいます、

そうすると、Waekboardのほうを「SHOT」にした方が面白いんじゃないかなー なんて思いますが。。。

めっちゃ長くなりましたが、好き放題書いてみました。
カイト、ボードの性能でも良し悪し、好き嫌いあると思うのですが
強烈な個性で、魅力的なメーカーなのは間違いないです、SLINGSHOT ぜひ、試乗してみてほしいです。


BLOG SLINGSHOT カイトサーフィン ギア試乗レポート 加世田

●10/25(金)南さつま市加世田 MAX9平米ややオーバー!

しっかり吹きました!! 案の定9平米オーバー気味。

こんな日にアンフックトリックの練習したら、間違いなく
確実に「ケガする自信!!!」がある40代半ばの僕は(^_^;)
泣く泣く地味練習。。。なかなかやりたいときに
やりたい練習がさせてもらえません。 

風吹いて、こんな極上コンディションなのに贅沢いって
すみません~m(__)m

★本日のムービーちょっぴりと。

急成長中の今季スタート組、プレーニング&アップウインド練習中の、オートSさん♪
最干潮のときに、一番沖まで歩いて練習。1キロ以上離れたところから
盗撮(^_^;) おかげで画質も手ブレもひどいですけど。。。

がんばってましたね、来るたびに色々発見、気付きがある頃です毎回ドキドキ楽しいでしょう!?、この調子でいきましょう!!

フリ夫くん、イワッキー、Satoさんも今日は満喫でしょ。

CRAZYFLY のミドル~エキスパート向けボードが2本あったので試してもらって意見を聞けました。

フリ夫くん&Satoからは想像どおりの意見。

フリ夫くんがRAPTOR EXTREME(赤い方)を試してもらったらどうもタイミングが合わない、、、との意見。

フリ夫くんが、普段使ってるのはあまりロッカーのないボード。おそらくエッジングの際の反発はそこそこ、反応も早くない(エッジング掛けてから反発までの時間が長め)なので、急に反応の良いボード使えばタイミングが狂うと思います。

しっかりバック、フロントのロールが出来るレベルのフリ夫くんなら使い込んでいって慣れたら、必ずこのボードの性能を引き出せるとは思いますが最初はRAPTOR EXTREME(赤い方)のほうが硬く、ロッカーがあるので戸惑うでしょう。

カイトよりもボードの方が、繊細に違いを感じてしまって、うまくアジャストできない事が多いですね。。。エッジング掛けたときにしか分かり得ないことも多いので。
その分、慣れたら最高のボード!!って思えると思いますよ。

Satoさんは後半荒れてきた海面でRAPTOR LTD NEON(黒グリーン)の方を乗ったら波の影響を受けづらい、乗りやすい。。。という感想でその通りだと思います。

2本のボードのボトム(底面)を見比べると、違いが面白いんです。RAPTOR LTD NEON(黒グリーン)は船の底みたいな、コンケーブ(凹凸)がしっかり。

コンケーブがあれば走りがとても軽くなります、プレーニングも早くスピードに乗せやすいです。アンダーにも強いといえます。海面とのアタリがマイルドになるので波の影響も感じづらいです、荒れた海面でも乗りやすく、フリーライドに最適でしょう。

デメリットはエアーやトリックした際のエッジングや
ランディングで引っかかりがないのでスベり気味。
特に着水の際はズルっとなりやすいので、意識してランディングを整えないといけません。

これとかなり性格が違うのがしっかりチャンネル(レール側に溝がある)RAPTOR EXTREME(赤い方)のボードです。

このチャンネルのおかげで直進安定性良し、トップスピード出しやすい荒れた海面でもフィン以外でもチャンネルで制御。チャンネルのおかげでエッジングの際も効く、Popの高さもだせます。
*硬さやロッカーも影響しますが。
しっかり踏めるのでオーバーにも強め。

性格的にはフリースタイル向けボードと言えます。

このあたりの事は、写真やボードのボトムを見るだけで
なんとなく感じることでもあります、僕はいろんな意見が聞けて面白いです。

来週はイベントもあるし、ぜひ色んな試乗ボード乗って体感してみて欲しいです。
勉強になりますよ~\(^o^)/