2016年3月7日

BLOG カイトサーフィン

[Kiteboarding Video]
鹿児島ローカル、半グレくん垂涎、ダークスライドのお手本 Tom Herbertの2本のVideo.こういうスタイルもいいねえ!!って心底思います。
だからBoots履くのもいいけど、ストラップでもできるように、一つに捕らわれずに色々なスタイルで上手くなっていって欲しいな~って思いますけども。
みんな好き好きにやるのよね。。。別にそれでいーのですけど(^_^;)

[2016宮古島カイトボードツアーまとめ]
2/2(火)~2/9(火)沖縄宮古島カイトボードトリップ まとめ No.1
2/10(水)~2/13(土)沖縄宮古島カイトボードトリップ まとめ No.2
2/14(日)~2/20(土)沖縄宮古島カイトボードトリップ まとめ No.3

●3/6-7鹿児島でそこそこ乗れてます&Cabrina DoubleAgentフォイルボードレビュー!

●3/6(日)姶良市別府川12→14→17平米それでも予想外に吹きました

午前中~昼は12→徐々に落ちて、僕は17平米ゼファーで。 風はほどほどでしたが、予報はボロボロ、諦めてたのに結局カイトできてラッキー。
ホントなら雨降り予報だったのに雨も降らず。の、適度な練習日和。

半グレくんは10平米+微風用ボードでプレーニング。潮もあげて、アップウインドも取りづらい状況でしたが、危なげなく楽しんでました。上達しましたね☆
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なんだかダークスライドが彼の中で、異常にツボにハマるらしく、とってもやりたいらしい。なので、まずはプレーニングしながらカイトをループさせる練習。
*ちなみにまだエアーもちゃんと出来ないレベルなんですけど(^_^;)

なんにせよ、夢や目標があって、一生懸命ガンバリたい!!って言うならいくらでも応援してサポートしますよ!! 半グレくんは酒呑んでる方が似合ってるけど(笑)

他にもボチボチ集まってました~。
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Tomoちゃんは陸上練習☆s-PIC_0007予想外、予報以上に吹きました。。。こんな日もあるんで、やはり弱気はいかんすね(^_^;)時間があるときは、とにかく浜に足を運んで頂けたらいいな、と思うのですがそれが一番難しいことなのかも。皆さん、頑張ってくださいm(_ _)m

●3/7(月)南さつま加世田、夏日!暑いほどの気温でMax6mほど。

南さつま加世田、快晴、春通り越して初夏!でした。
久々のBucchiさんと風待ち。s-20160307_130601

15時頃から、西風3→5mほど吹き始め。17平米、最大サイズですが、ひさびさカイトのBucchiさん、極上クルージング楽しそうね~♪

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ケガや仕事でなかなか、カイトするチャンスがなかったBucchi氏。
とにかく楽しんでもらえて何より、この日のように快晴、暖かく気持ちの良い海面を カイトでお散歩。s-20160307_143926

風もぬるい、海もまったり。ですが、
与謝野蕪村も、春の海のたりのたりしてる・・・場合じゃないです(笑)、カイトやりましょう!

暖かいってホント幸せだな~!!

 

●Cabrinha フォイルボード ダブルエージェントのレビュー!

やーっとBlogに書けます。鹿児島でも微風の日がちょいちょいあって、フォイルボードがあれば楽しいのにな~って思うことがありました。
僕自身も購入を考えるにあたり、色々まとめておこうと思います。

宮古島で試させてもらった、Cabrinhaのフォイルボード、DobuleAgent(ダブルエージェント)。
レビューというか、使い方というか、選び方、どんな風にフォイルボードデビューしていくか?という方向けに僕なりにいま感じていることを記しておこうと思いまして。s-PIC_0171

ちなみに自分のフォイルボードのスキルは、まだフラフラしながらやっと浮いて走ってるって感じで、「乗りこなせる」ってレベルではないです。ですが経験が浅い中で、じゃ購入するならどんなことを考えるか?って事を書いてます。識者の方、ツッコみ所があれば教えてくださいませm(_ _)m

まずCabrinhaのDoubleAgent というフォイルボードですが、フォイルボードに初めてトライする方にはかなりオススメだと思うのです。
周りの意見を聞くと、「難しい!」と言われるフォイルボードですが、やはり道具は超重要。カブリナのダブルエージェントは、練習し易い、早く上達出来るフォイルボードだと思います。ただ、今の僕が買うか?買わないか?という聞かれたら、違うフォイルを選ぶかも。理由は後述しますね。

s-PIC_0172なぜフォイルボード初体験の方にオススメか?というポイントは… いくつかあります。

1.ボードを履きやすい
-フォイルボードはボードの下にフォイルがくっついてる構造です。これ海の中で、足のつかないようなトコロで身体を横にしてボードを履こうとしても、ボードがなかなか横に寝て(倒れて)くれない。フォイルが沈むのでボードを起こせない!! だから足をストラップに入れられない。。。大変。。。ですけどダブルエージェントはフォイルが起こしやすく、ボードが倒れてくれ易いので、足をストラップに非常に入れやすかったです。
自分が試したSROKAというメーカーのに比べて、ですけど。 ウイングの形状が違う、というのが一番の理由かと思ってます。最初の最初はこういうことで苦労すると思うので、ボードを履きやすい、扱いやすい、というのは重要だと思うのです。

練習する環境にもよると思うのですけどね、
遠浅で水深が胸くらい、波もなく、、、という場所であればどんなフォイルボードでも、履きやすいというか対処できると思いますが、オンショアで、深さもあるような場所だと相当フォイルボード初心者が練習するのは酷でしょう。 フォイルボードを持ってアウトへボディードラッグする技術がまず要りますね。波があれば、ヘタするとフォイルを壊してしまったりケガし易いかも。

2.ボードが浮きづらい
-フォイルボードなのに、「浮きづらい」ことがメリットとはどういうこと??ってやったことない方は思うかもしれませんが、
僕なりに思ったフォイルボードで走れるようになるためのステップ というのは以下。

①まずはボードを履けること。
②ウォータースタートが出来ること。
フォイリング(=浮かせた状態)にせずにそのままズブズブとプレーニングすること
ちなみにこの状態でもアップウインドは余裕。とにかくのぼります。
④安定してフォイリングして走ること。

つまり、最初のフォイルボードでのプレーニングは浮いて走り回る必要はなくて、いかに浮かせずに走るか、そのための荷重方法を覚えることが先決、そしてそれだけでも結構大変です。で、その練習がカブリナのダブルエージェントは非常にやりやすい。SROKAは油断するとスグに、ぐいーんっと浮いてきます。

ちなみに浮かすにはじわっと、後ろ荷重を掛けるだけですが、その「じわっと」具合がダブルエージェントの場合は、「じわわわわー」っとコントロールすることが出来ます。
SROKAなんかだと、「じわっ」と、踏んだ瞬間に「カっつーん!」と浮き上がるので、そりゃビギナーさんはびっくりしちゃいますよね。

このあたりが優しいのが、良いトコロだと思います。結局自分は試してないですが、NORTHのフォイルボードなんかも相当練習しやすいみたいですね。
逆にそこそこ乗れるようになってくると、サっとフォイリングさせてスーっと走り回りたいワケですから、ダブルエージェントのようなフィーリングはモタついたように感じるんじゃないかな?と思うわけです。

3.ウイング形状が安心
-よくある、カーボンのウイング形状だとやはり尖ってたりして刺さるんじゃないの?なんて思うのですがカブリナのダブルエージェントは、結構安心でした。
自分は使っていて怖いなーって思ったことはなかったです。

4.素材が比較的丈夫っぽい
-アルミ製なので、比較的丈夫っぽいです、過去に他のフォイル壊した事もないので断言できないですけど、イメージとしてカーボンよりは丈夫じゃないかと。
ただ、その素材の違いのせいでデメリットも当然あります。乗り味(乗ってる時のビビリの有無)とか軽さとか。一般的にはカーボン素材のモノが多く主流で、それにはやっぱりワケがあるはずですよね。

5.価格は比較的安かったハズ。 情報が手元になくてすいません。
話で伺った限りでは、カーボンの他社のよりは安かったハズです。
またボードは、下のフォイル部分を取り外して、スキムボードっぽいボード部、一時期流行ったディレクショナル的な、ミュータント系(ツインチップ的な作りだけどサーフボードみたいに進行方向が決まってるボードの作り)なので、カイトサーフ的にも使って遊べるようです。2つの楽しみ方があるので、”ダブルエージェント”なんでしょうね。

s-20160218_112127ざっと、書いてみました。とにかくまずは扱いやすい、練習しやすいのが最大のメリットです。
実際にトライしてみないと、難しさもなにもわからないと思います、初めてなのでじっくり上達していこうという方には最適ですね。元々のカイト操作のスキル、上達の進度や、練習する環境にもかなり左右されると思います、まずはとにかくフォイルボードに安心して慣れていきたい、という方には断然オススメしたいなーって思います。

逆に自信があって、すぐに上達するから!っと思える方には不要かもしれません。自分は一通り試させてもらって、今後のヤルべきこと、課題や最低限の取り扱い、コツなどを理解したつもりです。なので、もうダブルエージェントじゃなくてもいいかな?と思うわけです。

マスト(フォイルの縦の長さ)が85cmあるので、深さは必要ですがスクールなんかで使うには非常に良いかもしません。

そもそも出来ることなら、フォイルボードは購入前にフォイルボード専門のスクールや、試乗でじっくり体験してから選ぶべきだなーって思います、
体験やスクールで、「フォイルボードってこんなにも難しいのか!? ならば無難にダブルエージェント!」と思うか、
3日ほどでそこそこ、フォリングも出来るようになって「どうやら、カーボンモデルなら、もっと快適にフォイルボードって走るみたいだなー」って思えたら、高くてもカーボンモデル、本当に気に入って長く使えるフォイルボードを購入すべきだと思うのです。

ちなみに、3日ほどでそこそこ出来るようになる、って相当上達の早い方だと思いますけど(^_^;)
今後はフォイルボードマスターコースってスクールも増えてくると思いますよ、高いギアですし、知識がなければ結果的に損な買い物をすることになるかも。あと、ケガなどについても、ちゃんと最初に習わないとリスクがあると思います。

フォイルボードって微風でもプレーニングできちゃう、というのもウリだと思うのですが、結局のところ微風の時のカイトの操作が上手く出来ない方は相当苦戦すると思います。フォイルボードの練習中に、ボードが脱げようが、コケようが、カイトを落とさない!!のが大前提で、その度にポコポコカイトを落としちゃうってレベルの方は、そもそもカイト操作の練習の方が大切だろうなあ、と思う程でした。

s-PIC_0228フォイルボード、今確実にキテます、練習して上手くいかなくても楽しい。乗れるようになっても、まったく新しい感覚は、相当に楽しいでしょう、価格はまだまだ買い易いとは言えないまでも、微風カイトよりは安くなってきました。なにより新感覚!は味わってみてほしいなーって思います。

オリンピック競技としてもフォイルボードを用いた競技になるのかな。。。個人的には規格統一したツインチップのほうが門戸が広くなっていいのに、とは思いますけど。
これからカイトボードを始める方に、いきなりフォイルボードやらせるワケにもいかないんで、まずはツインチップからでしょうし。

フォイルボードみたいに、コアな楽しみ方を突き進む方は、更にどうぞどうぞ。
僕はイチからカイトを始める、ビギナーさんを迎え入れてカイトボードの楽しみを教えつつ、将来的にはこーんな変わった「フォイルボード」ってのも
あるんですよーってお伝えして幅広く皆さんに楽しんで欲しいなと思う次第です。
選択肢はイロイロあったほうがいいですよね♥

/かわじ