2014年5月15日

BLOG カイトサーフィン

鹿児島のカイトボード・カイトサーフィン専門ショップ
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Benoit La Mouette – Cronix sesh’

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5/15(木)南さつま市加世田12平米ジャストー!,ボードロストしない為に。

この日はテツローさん、O-ミヤジさん、久々のマサカズくんが来てくれてセッションでした。
昼前まで9平米ジャスト、昼に一旦落ちてまた吹き上がり12平米ジャスト!晴れ間も見えて極上セッションでした\(^o^)/
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後半、海面ツルツルの対岸のラグーンで快走するo-ミヤジさん。
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O-ミヤジさんをライディングしながら追い撮り。器用に左右でフロントロールやってます。

久々のマサカズくんも楽しんでもらえたようで何より、O-ミヤジさんのフロントロール早速、完全コピーしてやってました。なんて器用な。。。 やってみよう、と言ってすぐできちゃうマサカズくんは毎度、驚かされます。動画はまた今度撮るね。
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そしてこの日、テツローさんボード2本流してロストしてしまうという快挙(TOT)、、、達成(^_^;)。

最初に僕のお貸ししたボードを見失って。
次に、自分のボードを履いて探しにでたもののそのボードも流してしまう。
そんな時。人はこんな、顔になるのですね。。。
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でも、実は自分もビギナーの頃、全く同じ経験があります。恥ずかしいけど沢山失敗もしてきました。。。まったくもって人の事は笑えません。
今回は結局、僕が2本とも割りと直ぐに見つけることができました、良かった-。

この日の流れたボードの動きは、こんな感じだっただったと思うのです。
赤丸のあたり、予想通りでした。僕ならその日の潮の流れを考慮して、だいたいどのあたりに流れたかわかります。およその経験でわかるようになりますよー。
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それにしてもボードを流して無くすと、ひたすらツライですね(TOT) 凹んじゃいます。
なのでそんな不幸な思いをしないように、色々How toを。
[ボードロストしない為に]

●ボードが脱げて流してしまったら
・ボディードラッグ
カイトと自分の身体だけを使って、アップウインド!この技術を身に付けることが最優先。何をおいてもこれを覚えてほしいです。スクール中にもプレーニング中の基礎のカイト操作(カイト位置)を理解する為に、このボディードラッグを教えるようにしています。これが完璧ならよほどの事が無い限り、ボードをロストするような事態にはなりません。頑張って練習しましょう。 但し、このボディードラッグだけでもコツやノウハウが沢山あります。ビギナーさんの中ではこれが苦手、うまくいかない方も多いでしょう、多くは焦りすぎ、片手でのカイト操作の不得手という事がうまくいかない原因です。不明な方はいつでも聞いてくださいね。

・上級者、他の方と一緒にライディングする。
どうしようも無ければ、ボードを拾ってもらえます。
他力本願を推奨するわけではありません「他人に迷惑を掛けない」が大前提です。が、カイトボードは複雑で深い技術と知識の必要なスポーツです上達するまでにはいろんなトラブルがあるでしょう、上級者にしてもお互い様です過去に助けられた事もあるハズです、協力しあっていきましょう。でもビギナーさんも甘えないようにボディードラッグをしっかり練習しましょうね。
どうにもならない時は、早めにボードを流れたことをアピールすれば、誰か他のカイトボーダーさんが気づいて拾ってくれるハズです、保険の意味でも事故防止の意味でも、少なくとも「一人」でカイトをすることは避けましょう。

・遠浅なゲレンデなら、足着きの良いトラブルの起きないエリアで練習する
せっかくのビギナーさんにとって優しいゲレンデも自ら、リカバリのしづらい場所(深いとか流れがあるとか)まで欲張ってプレーニングしてしまい、ボードを流したりする事があります、ゲレンデにもよりますがリスクの少ないエリアで地道に練習していくことで早く上達できますよ。ボード流して延々と良い風が吹いてる中探し続ける。。。、勿論僕も経験ありますが、こんな時間ほどムダなことはありません。

・ウェーブゲレンデにて、波がブレイクするより手前でボードを流したのであれば大抵、波にもまれているのでボード見つけやすいですし、ビーチに押し流され易いです。しかし沖の方でボードを流すと、単なる”うねり”でボードは揺れるだけなのでビーチに流れ着くまでに時間がかかります。ボードを流しそうな練習をするならあまり沖でやらない事。

●ボードを脱げない、流さないようにするには。。。
・ボードリーシュ、GoJoe!
必ずしも推奨ではありませんが、どうしてもという方にはボードリーシュ(くるくるリーシュ)という方法もあります。ヘルメット・ベストの着用は必須。それでも僕はオススメはしません。リスクは充分に説明しますから、自己判断で使用してください。

また100%ボードが回収できるワケではありませんがGoJoe!(ゴージョー)というボードに取り付けるタイプの製品があります、GoJoe!自体が風を受けてボードが風下に流されるので回収はしやすくなります、また見失いづらい、発見し易いのはメリットです。上達すると邪魔になるので、それまでの間なら重宝すると思います。
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・意地でもボードを脱げないようにする。。。
根性論で冗談みたいですが、意地でも、コケてもボードを脱がない/脱げないコツもあります。ストラップがキツすぎても緩すぎてもダメです。エアーやバックロールなどを練習するレベルの方、脱ビギナー!というレベルの方ほど過剰にキツくする傾向があるように思います。ストラップがキツすぎると、足の甲が奥まで入らないので余計脱げやすいですよ。

・いっそのことにブーツ(バインディングに。。。)という考え
 はやめた方がいいです、「ボード流しちゃったー(TOT)」というレベルの方がブーツを履いてもトラブルの対処や基本的な技術が追いついてないので、ブーツでプレーニングを楽しむ以前のところで躓く可能性が高いです。ボディードラッグでボードを取りに行けるくらいの総合て的な技術が身についてからがオススメです。

●ボードをロスト(見失ってしまったら)、ボードの探し方。
・浜には、もう一枚ボードを用意しておき直ぐに探しに出る。
ロストした直後なら、海上を漂っているので、アップウインドが取れるかたなら直ぐに探しにでるのも有効です。ボードは出来ればレギュラーサイズ・微風用ボードと2枚常に浜に用意しておけばこういう時に、とても役にたちます。

・風向きがオンショア(ビーチに向かって吹く風)なら、
特別なカレントでもない限り必ずビーチに打ち上がるはずです。時間が掛かるけど、じっくり探すか潮位が変わった翌日などに行ってみるといいかも。真サイドやオフでない限りは大抵はボードは浜に戻ってくるので、落ち込まず、焦らず探しましょう。

・風下方向を探す。
探すなら、当然風下方向に流れているハズです。*逆向きのカレントがよほどキツければ例外もあるかも。

・ゲレンデの事をよく知る、ベテランライダーに聞く。
以下の要素から、大抵そのゲレンデの事をよく知るベテランライダーならどこにボードを流れたかおよそ見当がつきます。何処を探したらいいか全くわからなければまずはベテランさんに相談してみましょう。
①ロストした場所、
②風向き
③カレント/潮の流れ or 川の流れ
④潮の干満

・浜での探し方
ひたすら浜を歩くのも良いのですが、潮の満ち引きもあります、波間にあることもあるし
浜にたどり着いてる事もあります、タイミングはまちまちですが、何往復か、しても良い位です。
行きは無かったけど、帰りはあった!という事もあります。
またカレントや風に押されて想像以上に風下に流されていることもあります。根気よく探しましょう。

・もし見つからなかったら
地元の人、監視員、海の家、漁師、近所のサーフショップ、警察に遺失物届け、など各所に声かけるのが有効です。

色んなケースがあります、鹿児島ではないですけど、昔ボードをロストしてどんだけ浜を探しても無かった!という時に数ヶ月後?リサイクルショップで売られていた!ということもありました。
加世田なんかもでも、諦めてたら1周間後くらいに浜に立てかけてあったという事もあります。

また僕がオーストラリアでボードロストして延々ビーチ探しまわっても無くて、最後にライフガードの詰め所を聞きに回ったら回収しててくれた。。。どうやらロストして直後、5分以内には回収してたらしい。どんだけ優秀なんだ、オーストラリアのライフガードの方は。(内心、お陰で探しまわったやんけー(TOT))思っちゃったりもしましたが、感謝。後でビール持ってお礼にいきました。
ハナシはそれますが、オーストラリアのライフガードの方々は本当に素晴らしいです、いわばビーチポリスです、浜では警察より威張ってるくらいの感じで絶対的な自信とリスペクトされた存在なんですね。頼もしくてありがたい、実際もし溺れた人がいたら直ぐに救助に来たって事ですから。。

スポーツやってれば、いろんなトラブルととなりあわせ。
ケガや大きな事故でなく、後々笑い話になるくらいで、済ませられれば良いですね。
これからの季節、ますます慎重に楽しんでいきましょう\(^o^)/
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/かわじ

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