2012/11/3 [BLOG / カイトサーフィン]

カイトボーダーズミーティングin鹿児島2013 ニューモデルギア紹介

鹿児島のカイトボード・カイトサーフィン専門ショップ
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●イベントについて
ナイスカイト次回のイベントは、来年2月に沖縄宮古島ツアーかな。また詳細Upしまーす!以下、今年2月の宮古島ツアーの様子です。
2/10(金)驚きの快晴、美風。超極上!カイトボードパラダイスな宮古島前浜
2/11(土)-12(日) 最高にホットなカイトボードセッション@宮古島!!
2/13(月) 夏日の宮古島、サニツ浜&前浜&高野ビーチでカイトボード!
2/14(火) トリップ終盤、宮古島 前浜ビーチでトロピカル カイトボード!

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 カイトボーダーズミーティングin鹿児島 2012 まとめの記事一覧
11/3-4 カイトボーダーズミーティングin鹿児島 ダイジェスト版
11/3(土)カイトボーダーズミーティングin鹿児島 Day1レポート!
11/4(日)カイトボーダーズミーティングin鹿児島 Day2レポート!
カイトボーダーズミーティングin鹿児島2013 ニューモデルギア紹介
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●カイトボーダーズミーティングin鹿児島2013 ニューモデルギア紹介

今回の本イベントは11月、各社ニューモデルが出揃う頃の開催でした。まだ先の事はわかりませんが、僕の頭の中では、いずれ”カイトボーダーズミーティングin鹿児島”は更に大勢のカイトボーダーさんが全国から集まって頂けて、ニューモデルの発表の場にもなれればいいなあと思っています。

イベントの2日間は、イマイチな風であまり試乗とかオススメできなかったんですが
展示やその前後の日程で乗れたのもあります、簡単なレビューを混じえて紹介します。
ご協力頂きました、メーカー様、誠にありがとうございます。
とりあえず、僕の独断ですが、かなり好みに偏りもあるかもしれませんが、感じた事を書いておきます。

●F-ONE
 BANDIT6


 去年のBANDIT5よりも、ハンドリングがいいですね。プーリーがあるのにプーリーを感じないというか、素直に動いてくれます。めちゃくちゃアップウインドも取れるしアンフックトリックもOK,バランスの良さは素晴らしいです。タイチもかなーりうまく使いこなしていました、感想はカナリ良いよー!とのことでした。通常カイトのフロントブライダル側にプーリーがあるとバー操作をした時に若干のタイムラグというかもっさりした感じがあるんですが、今回はあまり感じません。ハンドリングが良いカイトというのはやっぱり気持ちよいものです。オールラウンドで活躍できるカイトだと思います。

●JN Kites
まだ馴染みの無い方も多いかもしれませんが、イタリアのJN Kites(ジェイエヌ カイト)も試乗機送って頂きました。
 WILDTHINGS

 セッティングによってフロントブライダルラインのプーリー使用/不使用の変更が出来、それによりアンフックなど行うライダー向け(プーリーレス)、またはフックイン主体のビギナー~中級者までに向いてるセッティング(プーリー有り)とカイトの特性を変更することが出来ます。僕はプーリー有りのセッティングの状態で、少ししか乗る時間ありませんでしたが試さしてもらいました。数年前、別のモデルのJNカイトに乗らせてもらった際は、正直ハンドリングも悪く遅い動きのイメージで、あまり良いイメージがなかったのですが、これは昨今の別メーカーのオールラウンドモデルに比べても遜色ない出来。なにも不満はありません、かなりの完成度でした。時間があったらリランチや、セッティングを変えて使用してみたかったです。

 PRIMADONNA

 5ライン、Cカイトのプリマドンナ。花のデザインが印象的な、このカイトは時間が無くて全く触れませんでした。乗っていないのでなんとも、ですが、かなりハイアスペクト(横長な形)で昔ながらのライダーさんには好まれるかもしれませんね、ひょっとしたらピーキーでかなりグイグイくるカイトなのかなー。

●LIQUID FORCE
 HIFI-X

 5ラインのCカイト、かなり前に送ってくれたので充分試すことができました、結論。このカイト、めちゃくちゃいいですよー!!タイチと僕で絶賛!5ラインCカイトなのに(何故か)風域が広く、比較的ガスティにも強い、ドドドンとくるブローでも安心して使えて、且つアンフックトリックが最高にしやすい。バープレッシャーとかフロントラインに掛かるカイトのパワー具合が心地良いのです。去年のLIQUID FORCEの”NIRVANA”というカイトの後継ですが、まったくの別物くらいに異なります。”NIRVANA”はパスの時のヌケはいいけどそれ以外がカツカツで普通に乗るには結構難しいカイトでしたがHIFI-Xは安心して攻めまくれます。同じLIQUID FORCEカイトならオールラウンドモデルの”ENVY”という選択もあるのでしょうが、この扱いやすさがあればもうアンフックとかちょっとでもやりたい人はみーんなHIFI-Xでいいんじゃないかなー、とさえ思います。ハンドリングも丁度良い動きでストレスが無くアンフック時に動き過ぎない加減が絶妙なんですが、という事は逆に、ほとんどジャストから、オーバーで乗っていたのでわからなかったのですが、ひょっとしたらアンダーの時は、ちょっと動きが遅く感じるかも?機会あれば試してみたいと思います。

 ENVY

 4ライン3ストラット(バテン)の現在主流のタイプ。ビギナーから上級者、アンフックトリックまで使用できるこのカイト。あとは好みの問題だと思います。一般にオールラウンドモデルってそこそこトルクフルで、ビギナーさんが使っても風をカイトに貯めておいて操作を誤ってもそこそこカイトが引っ張ってくれるような作りです。これがアンフックとかガンガンやりたい人にとっては逆にまどろっこしかったりして、HIFI-Xのハンドリングに慣れてしまうとENVYが逆に引っ張りすぎる、と感じるのでこれは慣れや好みの問題でしょう。ビギナーさんにとっては寧ろこのカイトがベストだと思います。
性能的には、全く問題なくデパワーも効き、シーティングもかなり引けてかなりオーバー気味でも対応できます。風域は広く安定感はありますね、去年のENVYと比べての違いは、僕にはわかりませんでした、もうちょっと乗り比べないとわからないと思います。

●NAISH
 TORCH


 伝統の、と言ってもいいでしょう、昔から変わらず5ラインの直結(ブライダル一切無し)の Cカイトです。カイトループやってみたのですが、内臓置き忘れちゃう?っていうくらいエグい引っ張り方をします。去年の2012年モデルより明らかに上級者向けにチューニングされていますね、何が違うかというとエッジングの合わせ方。全てのトリックを仕掛けるタイミングにおいて、今までよりもわずかにエッジングを早めにしないとカイトの引っ張りのタイミングがズレて、「しょぼレイリー」みたいになります、エッジングを掛け過ぎちゃってタイミングを逃した感じになります。これはライダーのHiroくん、アヤちゃん、揃って言っていました。僕はしばらく乗らせて頂いたのですが、そのタイミングに慣れる事ができませんでした、しかし慣れれば当然Hiroくんみたいに超絶トリックが出来るわけです。ライダーが慣れればキッチリ、ロード&ポップ時のカイトの引っ張りと、ハンドルパスの抜けと相入れ無いようでいて、しっかり両立している、このTORCHの性能を引き出せるのだと思います。

あと7平米、9平米用のバーを使ってみて思ったのが相当短い!ということ。短いことでカイトが動き過ぎない、というメリットはあると思うもののこの短さでは一本釣りのカイトループは手がはみ出るんじゃないのかなー?なんて思いながらやってみましたけど出来た。何が言いたいかよくわからないかもしれませんが、分かる人にはわかると思いますし、使ってみると違和感はわかると思います。でも全然使えそうな気もするし、トップライダーさんはどうなんでしょうね。小さいカイトは敢えて、一本釣りのアンフックカイトループはやらないのかもしれませんね。

 PARK

 4ライン3ストラット(バテン)の現在主流のタイプ。昨年モデルからあまり変更は無いように思います。オールラウンドに使えて、アップウインドも素晴らしい、アンフックトリックも安心して出来ます。一点気になったのはアンフックする際は、5cmくらいシーティングを引いて調整した方が良いような気がしました。フロントラインが少し長めな初期設定なんでしょうね、理由はわかりませんが。TORCH程、エキスパートなトリック性能を求めない、フリーライド主体のなんでも楽しみたい方には最適なカイトでした。

 RIDE

 なんと2ストラット(2本バテン!!)のビギナーから中級者をターゲットにしたモデル。僕も試乗しましたが想像以上に出来がよくてびっくりしました。リランチもイージー、エアーやその他、必要な事はしっかり出来る性能を秘めています。使い勝手の良さが一番の特徴。ガスティや荒い操作でも落ちづらい。値段も抑えめ、安心してオススメできそうです。アンフックはトライ出来なくはないですが、バーの引き込みによるパワーの増減が若干大きめなのと、トルク感が結構あるので”アンフックトリック向き”ではないです。それでもとっても良いカイトでしたよー。

 FLY

 これも2ストラット(2本バテン!!)の微風向けのカイトです。僕は使っていませんが、アヤちゃんがレースボードで3m(弱)の微風でもレースボードで物凄い角度でアップウインドをとっていました、安定した動きをしていました。リライチの様子をチェックしたかったです。

●OZONE
 CATALYST 


 オールラウンドに使える、3ストラットのカイトです。アンダー、オーバー、ジャスト、ガスティ、全てのコンディションで試せましたが全ての性能に不満無し、安心して使用できますね。バープレシャーが軽いのが皆さんに好評の理由だと思います。非常に風域が広く、1枚でかなり幅広い機会で使えそうです。アンフックトリック、エアーなども安心してトライ出来ますね。リランチもイージー。いつも思うのですが、プーリーがなくてこの性能を引き出せるオゾンのカイトは凄いです。
2013年のCATALYSTは、フルモデルチェンジだそうで確かに外観をみてもローアスペクトなC4のような雰囲気。ただ実際使ってみるとやっぱり”CATALYST”の乗り味です。去年まで多少あった”バタつき感”はなくなり、カイト自体はの作り、剛性感としてはカッチリした感じ、それでも風の受け方はマイルドで、安心してビギナーさんがカイトを操れるのがこのカイトの最大の強みでしょう。売る方も安心してオススメできます。

●BRUNOTTI

YOURI ZOON Pro
コレに関しては、こちら(過去の本Blog)でレビューを紹介してます。

ONIX(オニキス)

前評判は聞いていたものの、乗ってみたらビックリしたのが、このBRUNOTTI(ブルノッティ)ボードのオニキス。
めちゃめちゃ走りが軽い!!とにかく軽い、なぜこんな軽いのか分からないのですが、軽い。当然エアー、ロード&ポップ全てやりやすく扱いやすい。
なんなんでしょうね?理由がわからないのも謎です、目立ったチャンネル(ボード底面)の溝や、コンケーブ、ロッカーなどはありません。なのに走りが軽い。不思議です、ポップの跳ねはYouri Zoon Proには叶わないにしても、その他全ての扱いやすさに関しては”ONIX”の方が良いかもしれません。
是非、皆さん機会あれば試乗してみてください。

●ウェットスーツBLALA
ちょっと毛色が違いますが、ウェットスーツの展示もさせて頂きました。かなりお値打ちで、しかも完全フルオーダー!!金額と質を見ていただきたいので、ここでも紹介します。

この冬僕が、メインで使うウェットスーツを展示しました。細部にこだわった、5×5mm,セミドライ、カイトボード仕様です。

思い切ってヒザ下はカット(ロングスプリングスタイル)、僕の場合はドライスーツもあるからこのタイプを選択してみました。
表面はXスキン(薄いメッシュ)で丈夫な素材。内部起毛でドライマックス素材、とても柔らかく動きやすいものです。
超速乾性で、連日の使用もOK.ホントはエアフレイム(+¥10,500-UP)という素材の方が圧倒的に
暖かいのだそうですが、間に合わなかったので素材はドライマックスで作りました。

これでフルオーダー、全身27箇所を採寸してユーザーにピッタリ製作する、世界に1着のウェットスーツ。まさかの¥45,150-はありえない価格です。ヒザ下までのフルスーツ、セミドライの場合は¥58,800-カイトボード向けに細部に専用の変更を加えています。詳細はお尋ねください。

また同様のスタイルのロングスプリング、ジャージモデルで最安で¥29,900-です。これからのシーズンには寒いのですが来春、来秋にむけて知って頂ければと思います。

/かわじ

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